2024年度労働衛生週間準備講習会を開催しました。
9月3日、大垣労働基準監督署、大垣労働基準協会ほかの主催により大垣市情報工房スインクホールにて「全国労働衛生週間準備講習会」を開催しました。
冒頭の労働基準監督署長あいさつに続き、祖父江安全衛生課長からは「第14次労働災害防止計画」に定められた職場の健康確保に係る重点事項について説明がありました。
続いて西濃保健所健康増進課の赤尾典子様から「働く世代の健康づくり~生活習慣病の予防について~」と題し、「岐阜県での平均寿命と健康寿命の差は男8.8年、女11.3年と大きな乖離がある。生涯現役のためには健診と家庭での自己健康管理が重要』との説明がありました。
最後のJA愛知厚生連足助病院の理学療法士である田上裕記先生からの「職場における腰痛及び転倒予防について」と題しての講演では、「生涯の腰痛有病率は83%超と非常に高く、うち職場での発生は55%。腰痛とうまく付き合うこと≒重症化予防も重要。転倒防止も含めて各個人の簡単な運動実践で大きな効果が間違いなくある」と話された上で、実際に会場で効果のある体操などをみなさんと一緒に行いました。
人材不足を背景に今「70歳まで働く」時代となっています。そのためには高齢となってからの健康確保対策では遅く、若い頃からの積極的な健康確保対策が何としても必要です。
講習会当日の模様は大垣労働基準協会ホームページで動画で見ていただくことができますので是非ともご活用ください。(動画と当日の資料はこの下↓の記事ボックスから)